セディナ（現三井住友カード）の過払い金に対する対応状況（令和６年現在）

セディナは、ダイエーＯＭＣカード、セントラルファイナンス、クオークという会社が合併してできた会社です。その後、ＳＭＢＣファイナンスサービスに商号が変更され、三井住友カードに吸収されたことにより、現在は、三井住友カードに過払い金の請求を行うことになります。

・取引履歴については、非常に時間がかかり、開示請求をしてから、２〜３ヶ月程度の時間がかかります。

・取引履歴を開示した上で、過払い金が発生している場合は、司法書士が三井住友カードへ過払い金の返還請求を行い、和解交渉を行います。

・三井住友カードは、払い過ぎた過払い金の元金のみであれば、満額を返してきている状況です。ただし、過払い金だけでなく、利息の請求をする場合は、裁判を起こす必要があります。裁判までいくと、争ってくることはなく、きっちり利息を含めた金額で和解になります。

・また、取引履歴についても、古い取引データが残っていないことがありますが、その場合は、こちらに有利な計算をしてくれる会社ですので、他の信販会社よりも対応が良いと言えます。

・三井住友カードは、クレジットカードを発行している会社ですので、三井住友ＶＩＳＡのカードで買い物や公共料金の引き落とし等をしている場合は、過払い金の請求をするにあたり影響が出ますので、注意が必要となります。